お知らせ
松川浦名産、アオサの収穫が始まりました!
若女将です。
本日12月13日、待望のアオサ(ヒトエグサ)の収穫が始まりました。
日の出前、養殖の海苔棚に向かう船をパチリ。
みなとやの目の前の湾に、海苔の養殖場があります。
全室オーシャンビューのみなとやは、どのお部屋からでも海苔棚がよく見えます。
船が海苔棚で作業を始めてから間無しで、冬の一日を力強く照らす太陽が昇りました。
松川浦産アオサの競りは、松川浦潮干狩遊漁券発売所で行われます。
それがこちら。
いつもは10時から始まる競りを見ようと思っていたら今日は少し早く始まったようで、すでに終わった後でした。
海苔の購入をお願いしている仲買さんが競り落とした、今季初の松川浦産アオサです!
しっかりとした形状で、良い海苔だな〜とじっくり見つめてしまいました。
今日は1,130キロが収穫され市場に出荷されたそうで、来年5月までアオサのシーズンが続きます。
みなとやでは朝食のお味噌汁にたっぷりアオサを使い、お客さまにも大変ご好評をいただいております。
若女将特製の佃煮もございますので、ぜひお土産にお持ちくださいませ。
東日本大震災からの12年半
若女将です。
今月末、東京都新宿区のサンモールスタジオで上映される映画に、語り手として出演させていただきました。
映画のタイトルは『1/10 Fukushimaをきいてみる 2023』。
福島県田村市の女優・佐藤みゆきさんが、福島に関わるさまざまな人の話を聞くドキュメンタリーで、10作品目にして最終版となります。
震災当時から、私の立場や私なりの言葉を、いつもゆっくりと聞いてくださるみゆきさん。
監督は、「築城せよ!」や「ハイスクール革命!」で知られる古波津陽さんです。
東日本大震災から、12年半が経ちました。
忘れずに思っていただけること、本当に感謝しています。
何度も相馬に足を運び、話を聞いてくださったことが、どれだけ私の励みになったことか。
海を眺めては、気持ちを語る時間の大切さに思いが至ります。
いつか叶うなら、私たちの話を映画を通して聞いてくださった方々に会える日が来ますように、と願います。
上映日は12月29日(金)と30日(土)の2日間で、時間は以下の通りです。
12/29 14:00回・18:00回
12/30 13:00回・17:00回
開場は各回とも30分前から、上映時間100分+トーク30分となっております。
各回定員は70名の事前予約制で、鑑賞料金は無料です。
詳細は以下からご覧いただけます。
https://fukushima-ask2023.peatix.com
今晩は寒いですが空気が澄み、オリオン座がきれいに見える相馬です。
若女将
霊山への「ちょっ旅」後編
この週末、相馬の予想最低気温は0度。
急激な冷え込み予報に、戦々恐々としております。
今週はエレベーター点検のためお休みをいただいておりますが、宿泊のお客さまが
いらしたら、大浴場で何度もあたたまっていただきたいような天気です。
さて、先日の霊山への「ちょっ旅=ちょっとした旅」の後編です。
りょうぜん紅彩館でおいしいランチを食べ、懐かしのこどもの村をちょこっとのぞき、麓まで下ってきました。
ちょっ旅の大きな目的のひとつ、〝アイス屋さんでアイスを食べる!〟のためです。
お店の正式名称は「まきばのジャージー」さん。
いつもの呼び名は「霊山のアイス屋さん」です。
久しぶりに本店を訪れました。
こちらのお店、先日ブログでも紹介した「道の駅伊達の郷りょうぜん」にも出店しています。
先日は開店時間前だったので、今回は待望のアイス!
ショーケースにはずらり、季節のフレーバーが並びます。
こういうときも冒険しないのが、わたし、若女将です。
選んだのは定番のミルクとチョコチップ。
友人は水炊きセットを食べた後だというのに「トリプルを食べる!」と
言い張ってこちら↓
期間限定のトリプル「ジェラ・パルフェ」です。
スポンジケーキとココアクランチ、ソフトクリームが土台で、甘酒・マカダミアコーヒー・ラズベリーの3つを乗せてもらっていました。
まきばのジャージーさん、福島方面からみなとやへお越しの際に、またみなとやからお帰りの際にもぜひお立ち寄りください。
http://www.makibano-jersey.com/
すっかり満足して、帰路へつきました。
途中、来るときに見つけた無人の野菜販売所に寄り道。
行きに、きれいな紫の大根が目に入っていたのです。
大女将、紫大根で漬け物を作るのが得意でして、お客さまにも毎年好評いただいています。
さてさて、あるかな。
スタンドの向かいから店主さんも出てきてくださいましたが、どうやらわたしたちが霊山に行っている間に売れてしまった模様。
「福島(市)から来て山のように買っていく人もいるんだよ」とのこと、人気なのですね。
パッと見ただけでも20種類ほどの瑞々しい野菜が並んでいました。
しかしこの辺り、相馬と比べると格段に寒い。
それもそのはず、道路の気温計を見ると、、、
4度!!
そりゃ寒いわけです。
本当に風が冷たい。
すでに今シーズンは一度、雪が積もったそうです。
無人スタンドの店主さん、週末の天気予報予報を考え「雪だろうから、もう開店しないかも」とのことでした。
帰りの東北中央道に乗って相馬を目指します。
少し走っただけで、10度まで上がりました。
今年はあっという間に秋が来て、短いうちに終わってしまったように思います。
無事相馬に着き、涼ヶ丘八幡神社へ立ち寄りました。
昨年3月の地震で倒壊しかけた鳥居は取りこわされ、昨秋新たな鳥居が建ちました。
池のほとりの紅葉が真っ赤で、鳥居とともに青空に映えていました。
みなとやに帰りつき、往復3時間のちょっ旅は終了です。
近いけれどなかなか足を運べなかった霊山。本当に久しぶりでしたが、気持ちがリフレッシュしました。
相双地域観光の参考になりましたら、うれしいです。
エレベーター点検も折り返しに来ました。
28日(火)からお客さまをお迎えできるよう、万全の準備に取りかかります。
(若女将)
霊山への「ちょっ旅」 前編
エレベーター点検のため休業中で、静かな館内のみなとやです。
ひとり、事務所のパソコンに向かいブログを書いています。
日々さまざまなことに追われ、さほど遠くないのに足を運ぶ機会がなかった霊山へ
行ってきました。
福島市の実家へ行くときに、途中の山々にちらっと目をやり「今年の紅葉はどうかな」と思う程度で、改めて訪れるのは子どもたちが小さかったころ以来。
東北中央道に乗ろうと相馬インターチェンジに向かう途中、中村神社の堀の脇に
きれいな錦の模様を見つけました。
冷たい空気さえもなんだか楽しくなるような輝かしさです。
トンネルをいくつか超えて、霊山を目指します。
紅葉はどうかな
(写真は助手席から友人が撮りました)。
本当に、何年ぶりでしょう。
紅葉には少し遅かったようですが、新日本百名山の一座にも選ばれた825メートルの山容は堂々たるものでした。
駐車場のドウダンは真っ赤でみごろ。
そして、、寒い!
相馬より確実に寒いです。
「来年はばっちり紅葉の時期に、登りに来よう!」なんて友人と話しながら
足元を見ると
https://local.pokemon.jp/manhole/fukushima.html
県内各所の景観のイメージとポケモンキャラクターが描かれた、
マンホール蓋のようです。
こちらは、福島県各市町村に設置されているようですが、相馬で見たことあったかな。。。
普段、足元って意外と見ないものですよね。
ほんの短い滞在時間でも風がどんどん冷たくなってきて、たまらず車に戻りました。
くだり始めてすぐに「りょうぜん紅彩館(こうさいかん)」が現れました。
。。。「お昼を食べて、あたたまろう!」
一も二もなく車を停め自動ドアを入ると、ストーブの焚かれた暖かい館内。
友人が頼んだのは伊達鶏の水炊きセット。
お肉がプリプリでとてもおいしかったそうです!
わたしはこういうとき、まったく冒険しない性格で、ラーメンとおにぎりセットにしました(写真なし)。
紅彩館は入浴や宿泊施設が併設され、今度は泊まってみたいな、とひそかな目標ができました。
http://kodomo-ryozen.org/kousaikan/
さらに道をくだり、子どもたちをよく連れて遊びに来た「りょうぜんこどもの村」を過ぎ、帰路につきました。
ここまでがちょっ旅(ちょっとしたたび)の前半です。
続きはあすのお楽しみに!
(若女将)
(こどもの村の入り口付近の紅葉です)