お知らせ
市場の始動、初セリでした
本日1月9日、初セリでした!
年末30日から1月8日までの休漁を経て、相馬の魚が動き始める日です。
深夜から未明、初出航した船が一度港に戻ってきた、午前5時ころ。
月と漁船の灯りの競演です。
みなとや目の前に停泊する数々の漁船。
しんと静まる空気。
夜明けまではまだ遠い暗がりの中の灯りは、とても幻想的です。
しばしの停泊、作業をしてのち、また海に出て行きました。
太陽が上り、午前9時。
港が動き始めます。
漁に出た船が、海から戻ってきました。
港のかあちゃんたちは元気です!
キビキビと、力を合わせて魚を船から下ろします。
そしてすぐにセリの準備へ。
仲買が、今年初めての魚を真剣に見つめます。
今日は底曳き船で
・メイタガレイ
・ムシガレイ
・マトウダイ
・ヤナギムシガレイ
・ヒラメ
・ウスメバル
・ヤリイカ
・ホウボウ
などが揚がったようです。
みなとやが、創業以来自信を持って扱ってきた〝常磐もの〟。
冬の役者(美味い魚たち)が出揃いつつあります。
平日はお部屋のご用意が可能です。
ぜひ、ゆっくりと相馬にお越しくださいませ。
若女将
2024年元日のみなとや
明けましておめでとうございます。
年末年始にかけてご宿泊のお客さまをむかえ、1日がスタートしました。
今日の相馬の日の出時刻は、6時51分。
6時半を過ぎるころ、初日の出をご覧になるお客さまが静かに動き始めました。
みなとや目の前の岸壁も、太陽を待つ人たちの車、くるま、クルマ。
年の瀬、相馬
若旦那です。
年末年始に向けて、魚を捌きまくっております。
おかげさまで、たくさんのご宿泊、ご来館のご予約を頂戴しております。
お客さまに感謝申し上げます。
さて、年末といえば、「アレ」です。
気持ちよくご利用いただくために、今年も実施しました、大掃除!
館内を、従業員総出で清掃します。
始める前の気合を入れようと、朝のお膳越しに、のぼり立ての太陽を。
2階の食堂、ことしは何人のお客さまを迎えたことでしょう。
完全に日が上り、お客さまのお食事も終わったところで、さぁ清掃開始です!
身軽な若女将の様子をどうぞ
↓
ピカピカになった廊下です。
ポスターも映える。
清掃も順調に進んだところで、私はまた調理場に戻って魚と格闘。
残り少ない2023年となりますが、従業員一同、心をこめて仕事にあたりたいと思います。
本年の皆さまの御厚情に感謝いたしますとともに、新たな年も引き続きの御愛顧をよろしくお願い申し上げます。
2023年12月29日
ホテルみなとや 若旦那・若女将
クリスマスの浜焼き
若女将です。
今年も残すところ、あと3日となりました。
本日は、3日前のクリスマスに実施した、今年最後の浜焼きの様子をお伝えしたいと思います。
ホテルみなとやも所属する「松川浦ガイドの会」のメンバーとともに、相馬の復興を願っていつも集まってくださる
「東京大学相馬プロジェクト」の皆さまをお迎えしました。
この日の天気情報、服装指数は「ダウンジャケットと手袋がお勧め」、肌乾燥レベルは「超警戒」!
浜焼きは、みなとやの駐車場にテントを張って行います。
当然、外。
お客さまに寒い思いをさせてなるものか、と総動員しました。
↑
これも
これも
↓
暖をとれるものの準備は万端。
食材も、
地場産ホッキを天ぷらにしたり、
相馬沖のとれたてカレイを、ご自身で串焼き体験をしながら焼き上げていただきました!
締めは、定番の焼きおにぎり。
浜焼きには登場しませんでしたが、ただいま相馬では、獰猛な歯を持つタチウオも水揚げされています。
料理長の掌ほどの太さの、キラキラと輝く身の美しさ!
夜の帳が下りたころ。
思わず外階段からも撮りたくなるくらい、テントからもれるオレンジ色の光は、とても暖かな雰囲気を醸し出していました。
あっという間に過ぎた2023年を振り返ると、今年もたくさんのお客さまが松川浦に足を運んでくださいました。
松川浦の魚を食べながら、漁師やわたしたち相馬に暮らす者の話を聞いていただくお食事会も、たびたび開かれました。
その度に、みなとやの屋上から、松川浦の眺めを楽しんでいただけたことが、うれしかったです。
足を運んでくださる方お一人おひとりに、本当に元気とやる気をいただき続けた毎日でした。
浜焼きは、2024年も継続して実施します。
お客さまのご要望に沿ったスタイルで対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。
さて、お客さまと過ごした楽しい日々を思い出しながら励んだ「アレ」が、2023年最後のブログのネタです。
明日をどうぞ、お楽しみに!
(若女将)
冬の味覚と年末感
おはようございます、若女将です。
昨日も今日も、どんよりした空が広がる相馬です。
朝、雨の中を漁から戻る船。
今日はなにが獲れたのでしょう。
昨晩は、宴会とお泊まりのお客さまで賑やかなみなとやでした。
雨のまま夕方を迎え、空もほの青く変わりました。
角地に建つホテルですので、入り口はひときわ明るく目立つようにお客さまをお迎えしたい。
掃除にも念を入れています。
冷たい雨の中、松川浦の魚をもとめてご来館くださったお客さまへの精一杯のおもてなしが、料理長が腕を振るう料理です。
この時期は相馬名産の福とら目当てのお客さまが多数お見えになります。
通常フグは、鋭い歯を切り落とされた状態で競りにかかりますが、いつもと違うルートで仕入れた今日の天然トラフグは歯がついていました。
噛みつかれたらたまらない、フグの歯がこちら↓
写真で伝わりますでしょうか。
フグは本当に獰猛で、複数匹を同じ水槽に入れておくと、相手に噛みつくことがあります。
尾ひれのすぐ上を噛まれたフグ。顔も噛まれてしまいました。
みなとやの冬の人気かつ定番の品の一つ、「三種の天然とらふぐ皮のみぞれ和え」には、さめがわ・とうとみ・みかわを使います。
初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんが、皮にもそれぞれ部位ごとに呼び名があるのです。
おかげさまで、年末に向け忘年会をはじめ、冬の味覚・福とらを食べたい!松川浦の魚を堪能したい!というお客さまのご予約をたくさんいただいております。
ホームページのトップ「ご予約状況」をご確認のうえ、直接お電話にてお問合せ・ご予約をお待ち申し上げます。
(若女将)