ホテルみなとや

秋が急速に深まる相馬です。
いや、深まりすぎて、もはや初冬なのかと思ってしまうほど。

さて、ある日のみなとやです。

夕方、若旦那（料理長）が浜焼きイベントを主催する「松川浦ガイドの会」で
ともに活動するいさみやさんから、新鮮な魚をいただいてきました。




りっぱなヒラメにイナダ、そしておまけでこちらも！

炭火で焼いたイカとホタテ。
ゆっくりじっくり火が通るので、食感はもう、プリプリの一言に尽きます！

そして美味しいのは、このタレ！
仲間内では敬意を込めて、通称「いさおのタレ」と呼ばれる特製のタレ。
香ばしく、味わい深く、ありがたくいただきました。

食堂で夕食のお膳を用意していると、雨が上がって明るくなってきたことに気づきました。

先月も大きな虹を見たばかり。

空を何気なく見上げると

大きなアーチを描いていました！

ただただ、空を見上げて感動。

日が落ちる山側は、やさしい色合いで染まっていました。



港が静かになるころには、気温もどんどん下がり、表に出るにはしっかり
上着を羽織るほど。
雨に洗われたあとの空気はピリッと締まって、一層冬の近づきを感じさせます。





そして翌朝は、まぶしい太陽が昇りました。




前夜と比べると一目瞭然の車の数。
出港する船、戻る船。

穏やかな波の音と、トンビやカモメが鳴く声。

いつもの松川浦の朝です。

みなとやの客室は全室この景色をお楽しみいただけるオーシャンビューと
なっています。

これからの季節、空気がいっそう澄んで、冬の松川浦の顔に変わっていきます。

館内をあたたかくして、ご来館を心よりお待ちしております。
（若女将）